【7つの習慣・0】インサイドアウト・パラダイムの力
こんにちは!
昨日はいろいろ買い物したので、かなりお金を使いました。
クレカと現金でのお買い物でしたが、やっぱり、現金よりクレカのほうがお金を使っている感が薄れます。家計簿に記入して、「あ、今日こんなに使ったんだっけ?」と思いましたから。(わたしはクレカ使用時に家計簿記入派)
ポイントとかキャッシュバックとか欲しいけど、わたしは現金使ってたほうがいいのかもなぁ。
まあでも、本格的な冬の前のお買い物って、なんかうきうきしますね。
冬が好きってわけじゃないんですけどね~。秋と春が好きです。
さて、『7つの習慣』という本の影響を受けて、ただ流されるままの人生を変えてみたい! と思う今日この頃です。
それと、『嫌われる勇気』で有名な、アドラー先生の考え方も取り入れていくつもりです。なんだか、ふたつはとても似通った部分があるなぁ、と思いましたので。
まあ、このブログに書くのは、わたしというフィルターを通してみた、わたしの感想、つぶやきなので、もしもご興味持たれたら、ふたつとも原作(?)を読むのをお勧めします。たぶん、図書館で借りられると思う。
わたしが本を読んで注目するのは、『今のわたし』が必要としているものになってしまうので、書かれていることをすべて漏らさず表現しきることはできませんから。
さて、けっこう長くなってしまったのですが、本題行ってみましょう。
お付き合いいただける方、どうぞよろしくお願いいたします。
『7つの習慣』を実践するにあたり、前提となる考え方あります。
それがインサイドアウト。
意味は「内から外へ」。本からの引用になりますが、 「自分自身の内面から始める」と言うことです。
なんのこと? と思われるかもしれませんね。
まあ、わたしも完全に呑み込めているかというとまだかなり不安なのですが。
例えば、わたしは十代後半から二十代前半まで、思うままに生きられなかったこと、ひとから評価されるような人物になれなかった悔しさを、すべて、両親、職場環境、社会情勢、周囲の人々のせいにして生きていました。
一番恨みを向けていたのは両親で、『正当な復讐』の名のもとに、自分を不幸にしながらも、ひたすらお金を貯めて、両親を凌ぐ、有能な人間であることを証明しようとしていました。
そして念願かなって両親が助けを求めてきたとき、「ざまぁ」と思い、自分の内面の一端に触れました。
『いつだって可哀そうな被害者』であったはずが、『復讐者』だったと気づかされたのです。
『被害者』も『復讐者』も、パラダイム、ものの見方です。
わたしは『被害者』である、というものの見方で世界を見ていました。
そのため、世のすべてがわたしを攻撃しているような解釈をすることになります。
『復讐者』は、「『被害者』として、これだけひどい目にあったんだから、仕返しをするのは当然だよね! わたしは悪くなんてない! わたしはむしろ良いことをしている!」という感じですかねぇ。
つまり、自分が行う攻撃は『正当』で、誰かが傷つこうが、悲しもうが、自分には一切の責任はない、というものの見方です。
この自分の考え方に違和感を覚えました。 たぶん、その頃読み漁っていた本の中に、「自分の人生は自分自身の選択」と言うような内容のものがあったのかもしれません。
助かりました。
『被害者』として生きていたいか? 『復讐者』として生きていたいか?
「そんなのはイヤだ!」
(アンパンマンの歌って、偉大だと思うわ~)
という強い思いがありました。
本当は、自分の人生が思う通りではないからと言って、他人に怒りをぶつけてばかりでは、何にもならないこと、自分のためにはならないことが分かっていたんでしょうね。でも、自分を変えるのは大変だから、「だれかなんとかしてよ!」と泣きわめいていたんです。
でも、『被害者』も『復讐者』もやめるなら、『自分』として考え行動しなくてはいけません。『自分』には責任があります。
わたしはそれが嫌だったんですよ。
『被害者』、『復讐者』ってラクなんです。これは、『あなた』が変わるべき。というパラダイム、ものの見方ですから。『あなた』に責任がある、というパラダイムなんです。
わたしは『被害者』だから、あなたが、世間が、世界が変わるべき。
わたしが『復讐者』として誰かを傷つけたからって、それはもともとあなたが、世間が、世界が悪いから。だからわたしには責任はない。
まあ、この考え方って、基本的にはだれもが通るものです。
これは、赤ん坊のものの見方ですから。
幼いうちは、本当に無力なので、周囲に依存しなければ生きていけません。
依存状態の主語は、『あなた』になります。
あなたが理解してくれれば。あなたが愛してくれれば。あなたが優しくしてくれれば…。
わたしは幸せになれるのに。
依存状態でとどまる不幸は、他人の行動で一喜一憂することになることです。自分の感情を制することができないからです。
わたしの幸せを決定するのは、他人、世間、世界なのです。
依存はラクですが、なかなか幸せになれません。
どれだけ尽くされても、「もっともっと!」と要求し続けるからです。だから、たくさんのモノを持っていても、持っていなくても、満足せず、不満だらけになります。不満がたまると、他人に、世間に、世界に怒りをぶつけずにはいられなくなります。だって、自分が辛いのはみんなが悪いからなんだもんね。
次が自立。主語は『わたし』です。
わたしはあなたを理解する。わたしはあなたを愛する。わたしはあなたを大切にする。わたしは 自分の感情に責任を持つ。
依存状態から考えると、とんでもない成長と言えるでしょう。別人です。
だいたいこの状態を大人と表現するのでしょうね。いろんな本にも、こういう行動、こういう態度が大人だ、という書かれ方をしていると思います。わたしも、そういうものを指針として頑張ろうとしてきました。
だけどもたぶん、とても浅い部分での行動だったんでしょう。
不安になったり、不満になったり。だって、世の中には『こうすると良い』というものがたくさんあって、そのどれを選べばいいのか、わたしにはその選択の基準や方針といえるものが存在しなかったのです。 それに、ほかの人は依存状態でラクに生きているのが羨ましく、自分の努力が報われていないと思えていたのです。
そこで、『7つの習慣』に出会い、ひょっとして、これじゃないか? と思いました。
それは、『原則』に従う、という考え方です。
原則に従い、インサイドアウト、つまり、自分自身の内面から始めるということです。
わたしは、これまでは『良いとされるもの』を外から取り入れて(アウトサイドイン)いました。依存状態と同じです。その『良いとされるもの』に頼っていました。
でも、それでは真の自立とは言えなかったのかもしれません。
自分の内面に自分の指針を持ち、その指針に従って、行動を選択できるのです。
原則とは、一生不変のものではなく、例を挙げれば、誠実、公正、貢献、本質、美徳、などのようです。
わたしがいま、原則としたものは、幼いころの記憶がもとになっています。
五歳くらいのときですが、夜に家族でトランプで遊んでいる風景です。
両親は不仲だったし、きょうだいとはケンカが絶えなかったのですが、なぜか、そのときはみんな笑顔でいられました。仲間外れも、嫌みも、非難もなく、一緒に居られることの喜びがあった。ほんとうに楽しかった。
この幸福がずっと続けばいい、とその当時も、いまも思います。
胸が温かくなる記憶。
ですが、ちょっと前までは、両親を目の敵にしていたんですからね。
過去は変わりませんが、パラダイムを変えたのです。過去に対する解釈を変え、いうなれば、記憶の検索ワードを「憎むべきもの」から「愛するもの・幸せなもの」へと転換したのです。世界は変わりませんが、わたしが変わったのです。
この原則をもとに、両親の子どもとして、きょうだいとして、友人として、職場の部下・後輩、あるいは先輩として、わたしの役割を果たし、わたしにできる最高のことをする。
それが真の自立につながっていくと信じ、行動すると決意する。
思い浮かぶのは、まったく偉大なことでも何でもありません。
両親・きょうだいのことを思いやり連絡を取るとか、友人にひさびさにメールするとか遊びに誘うとか、職場ではみんなにあいさつするとか、笑顔で接するとか、ほんとうにささいなこと。だれもが簡単にできるものばかりです。
でも、その内面には明確な目的があります。あの幸福な気持ちをみんなで味わいたい。そのために自分にできることをしたい。
これは、わたしの、わたしだけの動機です。
何か迷うことがあれば、この原則、この動機に立ち返る。
わたしの目的を達成するために、みずから考え、行動する。それを決めることが、わたしにはできるのです。
ただ、この気持ちをずっと持ち続けられるのか? という不安があります。
いま、「わたしはこうありたい!」と強く思えたとして、一年後、一か月後、一週間後、いえ、明日も、持ち続けられるか? いままでの習慣にすぐに戻ってしまうのではないか? 面倒になって、放り出してしまうんじゃないか。
『7つの習慣』は、原則の通りに生きる筋道、自立やその先の相互依存への橋渡しになってくれそうですが、実際、やるのはわたしなので。
なので、こうやって、だらだら文章を書きながら、『7つの習慣』を実践してみて思ったことなどをこれから書いていこうと思います。
そうすれば、まあ、「なにもしない」ことはないでしょう。
たぶん、まとまりなくてぐだぐだ長くなりそうなんですが…。
まだまだ理解できていないからね。
今回も長くなっちゃった…。
思いを書くって難しいですね。長いからと言ってたくさん伝えられるわけじゃないし。
何か一つでも、わたしが学んだことをお伝えしていきたいと思います。