【自己満足】就職氷河期世代でよかったこと③
こんばんは!
毎日更新を目指していたのに、残業ウィークでした。無念。
でも、今日はなんとかすべりこみセーフ? かな。
まあしかし、内容が斜め後ろ向きなので、
もうちょっとこう、明るいこと書けたらな~と
益体もないことを考えましたが、
無理だね! わたしだから! 無理だね!
さて、今日も昔の自分語りです。完全な自己満足です。
わたしは非正規で働き始めてお金を貯められるようになって、
いずれは正規雇用の働き口を探そうと考えていました。
非正規の身軽さはとても心地よかったのですが、
わりと肉体労働が辛く、30、40、50、60代と年を重ねるごとに
根性なしの自分では耐えられないだろうと予測したからです。
そもそも、非正規雇用者は、雇用の調整弁に例えられ、
景気の変動に合わせて雇われたり切られたりするものでした。
(リーマンショックの時には、職場の派遣さんのほとんどが契約更新できなかった、
なんてことも身近でありました)
理想を言えば、
労働市場が柔軟で、転職が当たり前なら、こういう働き方でも問題ないでしょうけど。
わたし自身の考え方も硬直しているし、
どこでもやっていける、そんなスキルもありませんでした。
転職を思い描きながらも、実はいままでまともな就職活動をしてこなかったので、
さてどうしたものかと悩んでました。(いままでは応募→面接→採用の流れ)
そこで、「大卒の資格取って、目指すは正規雇用だ!」と、
問題を先送りにしました。
この時点で一番気がかりなのは転職なんだけど、
直面するのが怖くて逃げていたんだと思います。
高校卒業してしまえば、大学に行けないなんて! という思い込みも
だいぶ薄れていたので。
前に進んでいるように見せかけつつ、後退するのがわたし( ̄▽ ̄)
お勉強はわりと好きなので、大学は楽しかったです。
ほとんどお遊び気分でしたね。英語の単位はまじめにやったのに落としたけど。
あ、もちろん、仕事をやめたりはしません、通信制大学です。
もともと本を読むのが趣味でしたが、
自分の興味のあるものしか手を出してこなかったので、
卒業要件を満たすために必要な、興味のない勉強がわりとためになりました。
(統計の初歩と、仏教は意外とおもしろかった!)
どーにか卒業し、念願の大卒資格をゲット!
(めちゃくちゃうれしかった! 借金なしだし!←そこかよ)
でも、まだまだうじうじしてました。
就職氷河期世代は自己肯定感が低いのだそうです。
まあ、わたしは就職氷河期世代云々の前に自己肯定感が低かっただけですが。
逸脱していないことに安心を覚えるので、ちょうどいい。
自分に足りていないのは自信であると考えて、
独学で合格率10%未満の国家資格に挑戦しました。そう、
問題の先送り。
勉強は好きなんだよなあ。
勉強してお金もらえたらいーのにーって、ずーっと思ってた。
それもなんとか合格し、とうとうやっぱり転職しなきゃか…と、
ぐだぐだしていたときに、
運命に出会いました✨
そのときやってたアニメにハマって、
この仕事につきたい! と、一念発起し、
その翌年にはその仕事に就いてましたとさ。
いや~ほんとに自分のやる気スイッチがわかんない。
ぐだぐだしているのが自分だな~と思うのですが、
就職氷河期世代でよかったのは、
自己都合でぐだぐだしてたけど、
世が世だったため、世間は生ぬるく見守ってくれたこと。
比較的就職しやすくなったときに正規雇用にもぐりこみましたが、
それは単に運が良かっただけで、世の景気が悪かったら
どんなに頑張ったところで、無理だったかもしれません。
就職氷河期に就活を本気でがんばったひとたちと違うのは、
何十社、何百社と受けて
己にできる努力の限りを尽くしたけど、実らなかった
という経験をしていないことでしょう。
わたしは、片手で足りる程度しかまともに就活していなくて、
もちろん全部採用とはいかず、それだけでもすごく自信を失いました。
己の精神の弱さはよく承知しているので、
うまい具合に致命傷を避けてきたんじゃないかと、今では思えます。
まあ、人間万事塞翁が馬ですので、
うまくいったぜ! と思っていても、なにが起こるかわからないですけどね。
とりあえず、収入(税込み)が倍くらいになったのはうれしかった!
今の収入は世間では普通くらいなのかもしれないけど、
自分のこれまでを振り返れば、「自分、がんばったな~」と思えます。
のんびりとだけど、
自分の中にあった頭でっかちな理想をぶち壊しながら、
自分なりの歩みをしてこれたことが、一番の収穫かもしれません。
つぶやいてます。