【自己満足】就職氷河期世代でよかったこと①
こんばんは!
今日はあったかくて外出しやすかったです。しかし、春先の晴天の下にいると、
鼻がムズムズする
(花粉症の薬飲んでるのになぁ)
さて、何の脈絡もないですが、
わたしはいわゆる就職氷河期世代です。
バブル経済が崩壊して世の中が不景気になり、
企業は調整のために新規採用を抑え込みました。
と、同時に規制緩和(派遣や有期契約)が進み、
それまでは社会に出るということイコール正規雇用・終身雇用が主流でしたが、
非正規雇用・転職も珍しくなくなりました。
景気の影響もありますが、
結局のところ、日本が日本だけで経済を完結させることはできないわけで、
世界と競争するためには必要な変化だったんでしょう。
(難しいことはようわからんが)
ただ、その制度は完成されているとは言い難いものだろうし、
(転職しにくいし、いまだに年功序列型の給与体系ってあると思うの)
当初謳われていたような自由さはあまり感じられない。特に田舎では。
都会じゃ、そこらへんどうなのかわからないけど。
そんなわけで、わたしが高校を卒業してまずなったのがニートだったのですが、
就職氷河期世代だと言えば、お目こぼししてもらえます( ̄▽ ̄)
「ああ…」って勝手に納得してくれる。
まあ、わたしがニートになったのは、
就職氷河期のせいじゃないけど。
単に、中学から高校時代にうちの経済状況があれよあれよと困窮して、
高校卒業すら危うい状況で、わたしのメンタルがガッタガタだったから。
もともと大学進学目指していたので、
なんも考えず奨学金で大学行くものだと思っていたけど、
経済状況を考えると無理じゃないかと思えてきたので、担任の先生に相談しました。
先生はおっしゃいました。
「新聞奨学生という手段もあるよ」
たぶん、何気なく悪気なく、進学希望者に対して選択肢を示してくれたんだろうけど、
その言葉ではっきりと目が覚めた。
わたしには無理だ、と。
先生はいろんな奨学金を勧めてくれて、わたしの進学を応援してくれました。
就職したいと言ったところ、
「(勉強を)がんばりなさい」とかみ合わない会話になった。
まあ、わかるけど。それまで就職のための授業とか一切してない、
悪い意味で勉強しかしてこなかった、しかもコミュ力なさそうな、
ものすごくどんくさそうな生徒からの無茶ぶり(就職させろ)とかどんだけ?
と思ったんだろ~な、とひねくれたことを考えました。
そして、うちの家族も状況分かってんだかわかってないんだか、
わたしが受験するものとして応援してくれましたよ。
うん、全力で高校卒業のため以外の勉強はしなかった!
マンガと小説読んで読んで読みまくったのが、いい思い出。
奨学金は申し込みました。利子がばっちりつくやつね!
そして狙い通り最低の成績で受験失敗。
高校は無事卒業。浪人するつもりはなかったので、ニートに。
やり方はまずかったかもしれないけど、
たぶん生まれて初めて、「親や先生のいうとおりにしない」ことを決めた。
わたしは勉強に関してはわりと優等生だったし、
面倒な衝突を回避するために、まわりの大人の期待をくみ取ってきたほうだと思う。
正面から衝突こそできなかったものの、
「自分で考えて、そのとおりにした」ことで、
その後も「自分の人生は自分で責任を取る」覚悟を決めました。
でも、だからと言って、物事は簡単に好転したりはしません。
長くなってしまったので、また、明日。
つぶやいてます。