【雑記】わたしの好きなもの②
こんばんは!
すっかり秋ですねぇ。
だいぶご無沙汰しております💦
この夏最大の衝撃は、オリンピックのアーティスティックスイミング(わたしの世代的にはシンクロナイズドスイミング)のオーストラリア代表が、志方さんの「謳う丘」を流したこと。
びっくりしたよ! うれしいよ!!
さて、今回もわたしの好きなものをただ並べます。
あ、ちなみに、前回わたしの子どもの頃の好きだった曲の世代がちょっと古いと書きましたが、よくよく考えてみれば、それは単純に親の影響と、あんまり音楽番組とかを見なかったためだと思います。わたしの感性が特殊ってわけじゃなく。
音楽番組より、アニメ見たいし、ゲームしてるほうが楽しかったので。
で、よく触れる音楽を自然に好きになったってだけでしたね。
さて、今回の一曲目は、わたしが小学生のころから好きな、アガサクリスティーの『名探偵ポアロ』のテーマ曲です!
デヴィッド・スーシェさんのシリーズが一番好きです。
小学校から帰ると、NHKでちょうどやってて、母がよく見ていました。
わたしも見るともなく見てて、このもの悲しさのあるメロディーに惚れました。子どものころは、正直、ポアロで描かれている人間ドラマをよく理解できていませんでしたけど、大人になってからBSで再び見ると、なかなか面白い。
やっぱり有名なのは『オリエント急行殺人事件』かなと思いますが、あれの一番の肝は、法と正義の板挟みにあうポアロさんの苦悩だと思います。
で、いまググってきたら、あの苦悩演出はドラマオリジナルだったようです。原作は読んでないからわからないけど、あの冒頭のポアロさんへの糾弾はなかったのかぁ。
このドラマシリーズ最終回の「カーテン」にはかなり驚かされました。全部ひっくり返ったよ…。さすが探偵。
見たことのない方には、かなりお勧めです。なんていうか、時代の空気? みたいなものが優雅です。
で、つぎ。
アルトネリコ第二作目のラスボスたちによる純粋なる愛のうた。
未だに、こんなに美しい曲を奏でるラスボス戦はないんじゃないかなぁと思う。
しかも、歌っているはラスボスたち。
エクゼク_オーバー.メソッド_サブリメイションは、三部構成で、この前に歌われるのはおどろおどろしい、嘆きと怒り、破壊のうた。
対比として面白いから載せようかなと思ったけど、かなり激しい曲なのでやめときます。
アルトネリコ三部作では、この第二作目が物語としては一番好きです。
↑第二作目のオープニング曲。
第二作目は、惑星再生のために必須の『大地の心臓』を紡ぐ詩、メタファリカを巡る物語です。
完全に生命が循環する大陸を創造する詩です。(そして、その大陸の核である大地の心臓が惑星再生のカギ)
理論は完成されていて、その詩を謳えばよいのですが、エネルギー不足のために失敗しています。塔のエネルギーを半端なく削ってしまうので、塔を維持するために何百年も謳われてこなかったという背景があります。
メタファリカを象徴する物語のヒロインはラプランカという少女で、ラプランカは常に、雨の降らない国で、人々を潤し癒せる木の実をみのらせようと、神樹の種を蒔き、自分の飲み水を分け与えて育てようとしています。
ですが、それは失敗し、絶望します。
第二作目のラスボスたちも、かつてメタファリカに挑み、挫かれ、絶望したラプランカともいえる存在。
人々の希望となりうるほど純粋な存在が、いわゆる闇落ちするとめっちゃ怖いよ!
って感じかなぁ。
このラスボスたちも純粋に人々のことを思い、世界への愛のためにサブリメイションを実行しようとしているので。ただ、人々の望むものとは違ってしまっているけど。
ラプランカ伝承の時系列としては、
第二作目の塔の管理者(神)であるフレリアと意識を共有できる、『焔の御子』が謳うエクゼク_メタファリカ。ヒュムノス語部分で、ラプランカが、世界の人々が絶望している状態(エネルギー不足)であることをしていることを示しています。いわゆるバッドエンド。
エクゼク_ハイバネイション
人々の望みのままに、願いをかなえる木の実を紡ぎ続けたラプランカが見出した、ひとつの理想郷のカタチ。進化すると、サブリメイションになる(笑)。もちろんこれもバッドエンド。
14分越えの大作。
メソッド_インプランタ
エクゼクで始まるのは、アルトネリコ・サーバーを使用していることを示し、メソッドで始まるのは、IP(インフェル・ピラ)サーバーを使用していることを示しています。
IPを正常化するための詩です。
エクゼク_メタファリカのエネルギー不足問題を解決するために創り出されたのが、IPです。レーヴァテイルひとりでもすごい力(語彙力)がありますが、このIPでは、レーヴァテイルたちの境界がなく、その力を縒り合わせることができます。その途方もないエネルギーをエクゼク_メタファリカに供給することで、詩の成就の可能性を示します。
いきなり現れた少年マオが謎でしかないけど、イケメンなのは間違いない。
メソッド_メタファリカ
希望を取り戻したラプランカが、再び種に水を分け与えます。
少年マオも、一緒に神樹インプランタを育てることを決意し、人々の心にも希望がよみがえることを願います。
『焔の御子』と絆を育んだ、IPD(インフェル・ピラ・サーバーを経由するレーヴァテイルたち)を導く、『澪の御子』によって謳われます。澪(みお)とは船の作る波の緒のこと。IPDたちを導く御子の詩です。
エクゼク_ウィズ.メソッド_メタファリカ
エクゼクとメソッドの融合。エクゼクとメソッドのベースはありますが、ただ単に二つの曲を合わせたのではないのですよ。説明ができないけど!
ラプランカとマオが育てる神樹に、世界の人々も水を分け与えます。
雨の降らない国には、神樹インプランタがあり、みんなを潤す。
それはみんなで育てた神樹。ラプランカの心は誰にも宿っている。
ラプランカは『特別な少女』ですが、その『特別さ』は実は誰の心にもある。
『特別な誰か』だけが特別じゃない。だれにでも、わたしにも出来ることはある。
「天上天下唯我独尊」という言葉がありますが、これは、「この世でわたしほど偉いものはいない」といううぬぼれの言葉ではなく、「この世に生きるもの、すべてが尊い」という意味だそうです。
そうですよね、「この世でただひとり我のみ尊い」というのなら、あなたも、わたしも、誰も彼もが尊いとなるじゃないですか。みんな、それぞれの「我」なんだから。
(仏教的にはさらに、「今ここに生まれてきたが再び生まれることはない」と続くようです。お釈迦様は解脱(現世の苦しみから自由になる、六道輪廻から脱する、輪廻しない)しているので、再び生まれることはない、となる)
仏教的な解釈と、わたしの勝手な解釈では違うのかもしれませんが、「わたしは尊い」と思えるからこそ、当たり前に「あなたも尊い」と思えるってことじゃないかなぁと。
「わたしは尊いがあなたは尊くない」も「あなたは尊いがわたしは尊くない」も、けっきょく、「わたしもあなたも尊くない」ってことじゃなかろうかと思うんですよね、話が飛躍しすぎかもしれないけど。
誰かを貶めなければ自分を保てないのは、シンプルにただ自分を信じていないから。
自分を貶めることで誰かを持ち上げ、その誰かによって自分を承認してもらい自分を保とうとしているというなら、それはその誰かを信じられないから。(コイツは持ち上げてやらなきゃ、自分のことなんて認めないだろうというダブルの不信)
つまり、自分を信じ認めることができないから。
だからこそ、「ただ我のみ尊い」と思えれば、「この世のすべてが尊い」となるんじゃないか。
あれ、またものすごく脱線した。
まあ、とにかく、ぐだぐだ考えるのも「わたしの好きなもの」ですし、よしとしよう。
では、また。